SFCGENEditor 1.3.1リリース

例によって「ダウンロード」ページにうｐしてあります。基本的にバグ修正やら細かい機能追加ばかりですが、変更ログを保存し忘れてPCの電源を落としてしまったので抜けがあるかも。ろだにうｐされていた大ごうけつぐまのインポートをしてみようと思ってやってみたら2,3回失敗してやる気が失せたのでしばらく放置していたのですが、真面目にデバッグして不具合を修正しインポートできるようにしました。まだいろいろおかしな動作をしているところはあるのですがとりあえずということで。作者のなおき氏作業お疲れ様でした。

いつも撮って出しの動画ばかりうｐしているので「手抜きもいかんなあ」と思いAviutilを使って初めて編集してみましたが、「凝り始めたらキリがない」という結論に到達しました。自分の本分は今のところ動画を作ることではないということで、そこそこのものができたらいいということで妥協します。何気なく見ている他所様の動画は手間かかってるんだなあと改めて思いました。バラの動画3つ貼るよりはマシということで適当に見てください。

さて、インポートした大ごうけつぐまのグラですが、動き自体はいいと思うのですが、トータルで580枚のSNES4BPPを使っていました(一部ROM内に存在する画像は使えるものは使っている)。オリジナルが288枚なので約2倍の消費量になっています。DQ3 K.Mixで使えるSNES4BPP画像数が残り3000枚を切っている状況でこれを実際に使うかどうかというのはひとえにゾーマのモーションにどれくらい使うかによるので、現状は保留ということにします(現状追加が決定している暗黒の波動、輝く息のモーションは既存のものを流用する予定なので今のところ追加は0なんですがｗｗｗ。変える変えると意気込んでいたものの、新規に作るのはなかなかに敷居が高い)。今回の修正でインポートができるようになっているので使いたい人は各自作業するということでお願いします。1枚ずつのインポートしかできない+座標の調整が必要+アニメーション定義はコピペができないということで、1回作業するのになんだかんだで1時間以上かかりました。アニメーション定義はコピペできるようにすると多少は楽になりそうですが、自分がそういう作業をする機会がもはや余りないので後回しになりそうです。

今回使用画像数が膨れ上がったそもそもの問題は「インポートしたい画像を8×8を碁盤目に区切った状態でしか見ていない」というところにあります。オリジナルでは必要に応じてずらして配置することで消費量を抑えているようです。

オリジナルの画像配置(一部)

現状SFCGENEditorでは左上から8×8で碁盤目に切ることしかしていないので、おそらくオジリナルから変わっていないであろう肩のあたりなどは別画像として認識してインポートしてしまいます。

こういうずらしに対応したインポートをどうやったらできるかと考えると、既にある画像にマッチする箇所があるかを1ピクセルずつずらして探すというとんでもなく時間の掛かりそうな処理をする必要があります。もしくは全部手動でやるか。これまた気の遠くなるような作業です。ちなみに、DQ3 K.MixでインポートしたDQ6から抜いてきた以外のモンスターアニメーションの使用枚数は以下のようになっていました。

PS版のモーションはそのままインポートするとSFCでもヌルヌル動くのはいいんですが、消費枚数がとんでもないことになることに気がついて間引きしてインポートし直したんですがそれでもまだ多いです。ベレスが突出して多いのは間引きを忘れてインポートしたからかもしれません(もはや覚えていない)。今更どうしようもないので変えませんが。

参考までにゾーマは行動ごとに別々のスプライトを使用していて、呪文攻撃:433枚、波動・ブレス(共用):277枚、打撃攻撃:459枚でトータル1169枚でした(各スプライト間で重複して使っている画像もあるかもしれないので実数はこれより少ないと思われる)。使えるSNES4BPPの最大インデックスを#$F7FCとすると(DQ3 Extendedでパレットデータ・パレットアクセスデータを別箇所に移動して使える最大値)、オジリナルからは19,000枚以上追加できるので、今回のごうけつぐまの約600枚というのは大した分量でないように思えます。他に何も追加していないROMに追加して差し替えるというのであれば十分ありなんじゃないでしょうか。