DQ3 アレフガルドの異界化案

アレフガルドは闇に包まれているという設定の割には実際はただの夜(地上の夜パレットとは微妙に違います)なわけで、絶望感がいまいち感じられません。殺伐とした感じがあるのはせいぜいラダトームとメルキドくらいで、あとはのほほんとしたものです。お前らほんとに切羽詰っとんのかい、ということで、もうちょっと何かできないか考えてみました。DQ4～6は最終決戦地はいわゆる異界なわけですが、敵のホームグラウンド過ぎて特にDQ6なんかは演出がやり過ぎかなとも思います。むしろああいうノリはFFのほうがしっくり来るのでは。それはさておき、ゾーマ出現後は光もないということなので、ゾーマのイメージに合わせて「凍てつく大地」にしてみるのはどうかと試してみました。

まずはフィールドマップ。森にも雪をのせたほうがよかったかも知れません。

次は街の中。ラダトーム城下です。

こちらはラダトーム城前。

現実の夜の雪景色が地面の雪の白を反射してあんまり暗くないように、暗さが感じられないですね。逆にロンダルキアっぽいという。このバージョンもそんなに悪くはないと思うのですが、変更対象が戦闘背景に及ぶため(戦闘背景も雪景色にしないと違和感アリアリ)、結構広範囲を変更する必要があります。さらに、パレットアクセスの領域を微妙にたくさん消費するため、残り少ない空き領域がいよいよ逼迫する問題もあります。ここまで考えたところで、技術的な問題にとは別に「これは本当にアレフガルドっぽいのか」という疑問がはたと浮かびました。というわけで「いじり過ぎ」という結論になり、この案はボツにしました。一応パレットを変えることは考えているのですが、やるとしたら「もっと闇っぽくする」ですね。こんなのとか。

残り少ないパレットアクセスIDを節約する改造もいよいよ考えないといけないようです。