PS版DQ47からのモンスター画像インポート

ここ2週間ほど、改造作業まで手が回らず、ほとんど進捗がないのですが、その影響もあってブログのネタ切れの予感がひしひしとしてきました。というわけで、今回はこれといって技術的な話はないのですが、フロア数を水増しした隠しダンジョンに出現させるモンスターを増やすべく、某氏にお手伝いいただいてPS版DQ4,7から使えそうなモンスターをインポートしてみました、という話です(アニメーションSEは未設定)。PS版は呪文のエフェクトが派手に付いていたり、そもそも使用されている色数が多かったりとDQ3にそのままインポートするのはまず無理です。従ってまず、元ととなるビットマップ画像を作成するのに一苦労します*1。EDGE2を使ったり、パレットの色を合わせたりして、使用される色を16色以下に抑えないといけません。また、PS版ではアニメーション自体もなめらかにアニメーションさせるためにかなりの枚数を使っているので、そのままインポートするとあっという間に画像領域を消費していきます。片や数百MBのCD-ROM、片や数MBのROMなので比べるべくはないのですが、適宜なくても不自然にならない画像を間引く必要があります*2。この作業をしていて、SFC版になってモンスター画像のサイズが軒並み小さくなったのは、大きい画像のままアニメーションさせると、その分ROMの容量を食うからなのでは、とふと思いました。真相は不明ですが。というわけで、いろいろすったもんだの末に無事にDQ3にインポートできたモンスター群です。

  • てっきゅうまじん(DQ4より)

  • しにがみきぞく(DQ4より)

  • ベレス(DQ4より,16色制限のために配色変更)

  • スモールグール(DQ4より)

  • じごくのばんけん(DQ7より)

  • しにがみ(DQ4より,2パターン目は適当に自作)

  • プレシオドン(DQ4より,噛み付きパターンのみ)

  • しびれだんびら(DQ4より)

  • シュプリンガー(DQ7より)

ずいぶんとレパートリーが増えました。隠しダンジョンということで、多少雰囲気にそぐわないモンスターも使えるかなということでこのようなラインナップになりました。しかし、行動パターンも考えないとヤバイですね。あと、スモールグールの分裂エフェクトって、どうやって実装するんだ…。

*1:苦労したのは自分ではないです。念のため。某氏に重ねて感謝です

*2:間引きを行わないでインポートしていたために空き画像領域が圧迫され、最初からやり直したのは秘密です

コメント

  1. kazu より:

    PSのROMからモンスターの画像を吸い出すには
    どのような手段を使えば良いでしょうか?

    管理者より返信:

    別に特別な方法を使ったわけではなく実際のエミュ上でのアニメーションをエミュの機能を使ってaviに録画→aviutilを使って1枚づつbmpにばらす→edge2で加工してるだけです。

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