DQ3 スクルトによる守備力上限を制限する1

久しぶりの戦闘部分の改良です。リクがあったので解説エントリを投下します。

DQ3では、スクルトによる守備力の上限は1023です。これは素の守備力の5~10倍近いわけで、スクルトの重ねがけで直接攻撃のダメージをかなり軽減できます。さらに後のシリーズのように一定ターン数で切れることもなく無限に続くため、ゾーマ以前のボス戦ではスクルトで固めてから反撃開始…というのがお約束になります。これにより、カンダタ1&2、ボストロール、バラモスといった名だたるボスの皆さんが無力化してしまいます。というわけでこれに制限をかけ、ゾーマ以前のボス戦でも緊迫感を持続できるようにするのが目的です。 制限をかける方法としては、

  • 上限を1023→511に落とす
  • 上限を可変(素の守備力*2)にする

のどちらか(ターン数で切れる方法は戦闘中キャラクターのRAM領域を拡張しないといけないので結構大変?)だと思います。上限を511に落とす場合は、序盤が比較的楽になり、終盤に行くにつれて相対的にきつくなります。上限を可変にする場合は、守備力が256を超えるキャラクターが多い場合は終盤に行くにつれて相対的に楽になります。この辺はバランスとの兼ね合いなのでどちらがいいか一概には言えませんが、今回は上限を可変にする案を実装することにします(次期バージョンのDQ3SFC K.Mixでは、防御を体力の1/3にするという超妥協を行っているので守備力*2が511を超えるのは勇者、戦士くらい?)。また、攻撃呪文、回復呪文同様にスクルト系、ルカナン系の効果を専門職以外は効果を下げる(1/2or3/4)ことも考えましたが、賢者の地位が高くなりすぎるため、一度実装はしましたが、その後OFFにしました。取り込みたい方は各自ご自由に、というわけで次回から実装を開始します。1点注意ですが、作者はこの実装を行ってから通しプレイを1回もやっていません。この実装を行ったパッチもリリースしていないので、実際にどんなバランスになっているかは誰も知らない、という点をご了承ください。

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